腐食しやすい食材や飼料などを扱う工場あるいは施設では、製造工程で生じる廃棄を適切に処理することが、法的にも一般的にも求められます。
これを怠ると異臭や汚水などで近隣住民から苦情を受けたり、周辺の自然環境へダメージを与える、さらには行政から厳しく指導されるなど、企業にとっても様々な深刻なリスクを負いかねません。
そんなリスク回避に活躍するのが、ロータリーコイルドライヤーと呼ばれる食物残渣乾燥の機器です。
これは円筒形状の本体に内蔵されたコイルパドルを蒸気加熱しながら回転させて、そこへ食品残渣などの廃棄物を投入し、解砕から乾燥そして減容までをこれ一台で処理する、画期的な間接加熱型の乾燥機器を指します。
このタイプの食物残渣乾燥機器であれば、少ない排気風量とわずかなキャリアエアによって、熱効率に優れた乾燥処理が可能になります。
また連続式やバッチ式あるいは連続2段式などバリエーションも豊富なので、食物残渣の性質や状態に対応した、広範囲な適用も期待できるでしょう。
ロータリーコイルドライヤーのような高い機能性や品質を持った、優れた食物残渣乾燥機器を製造および販売するのが、大阪府の八尾市に本社が所在する、こちらの機械メーカー。
創業からこれまで乾燥機器類や搬送機器を中心に、数多くの実績や高いノウハウを培っており、この分野ではリーディングカンパニーと言えるかもしれません。
一般世間での環境問題への取り組みや意識が高まるにつれて、ますますこの企業の製品ニーズも増大することでしょう。