皆さんはガスケットと聞いて、どのようなものかピンとくるでしょうか。
なんとなく名前は聞いたことがあるけど、具体的にはどう使うのか、何のために必要なのかを知らないというケースが多いのではないかと考えられます。
しかし、ガスケットは実は身近なところでも使われていることが多く、興味を持ってみると奥深い部品です。
ガスケットとは、気体や液体が漏れ出ないように蓋の役割をするものになります。
例えばパイプとパイプの継ぎ目に被せる形で使うことにより、そのパイプ内を通る気体や液体を外に漏れ出さない役割を担っているということです。
ガスの配管などは、ガス漏れを起こさないために必ず使われていますし、身近なところで使われている部品と言えます。
その種類はとても豊富で、気体か液体かだけではなく、かかる圧力や温度の幅などを見てどの種類を使うべきかを判断する必要があります。
作られている素材が様々なので、その素材の特性を活かした部品になっているのです。
高温に強い素材や低温に強い素材を使ったものもあり、屋外で使うのかやどのような地域でどんな風に活用するかによって選択肢は変わってくるはずです。
薬品などを使う場所には、溶けにくく耐薬品性の素材である必要があります。
選び間違えてしまうと、薬品によって部品が溶けてしまったりそのせいで漏れ出てしまいとても危険なので、必ず確認して選ぶようにします。
このように、特徴に合わせた部品選びが必要となるため、カタログなどで確認をしてみてください。